奇病  入院・手術 その4

術後5日目:病院生活をしてみると、人恋しくなる。
    同じ病室の患者さんの病状は様々で、
    カーテンで仕切られた各患者さんの様子は判らず。
    声をかけるのも、はばかられる雰囲気。
    家内が毎日来てくれて、たわいもない噺をする相手がいる事が、
    どんなに幸せな事かわかりました。
    退院日をいつにするかも、視野に入って来た。
    今日はクリスマスイブの日、病院の看護性からクリスマスカードをもらう。

 

術後6日目:今日から。体のシャワーがOKとなる。
     退院日も年末と決定。
     散歩の距離も増やし、時々後ろ向きに歩く練習もする。
     痛み止めの薬も、1日3回から2回に減らす。
     クリスマス当日、病院からクリスマスカードが届く。
     こんな、気配りもあるのだ!

 

術後11日目:本日は退院日。家族が迎えに来た。
    先生より、手術の内容説明が映像と共に説明があった。
    家での注意事項として車の運転・自転車の運転・
    込んだ電車に乗る事・胸を大きく開く作業・
    重いものを持たないこと・お酒の禁止
等、
    又家でもリハビリに励む事など。
    病院内では、有り余る程の時間があったのに係わらず、
    読んだ小説は1冊のみ。TVはあまり見る気がせず。
    時間があっても、気力が湧いてこない。
    ただボーと寝ているのみ。
    病院とは、不思議な空間だなーと思いました。
    ナースセンターを見ると、先生も看護師さんも、忙しく動き回っているのに!

家に到着して、シャバに帰った感覚!

| - | 13:57 | comments(0) | - | 『ビルドクター』福田紀之
奇病  入院・手術 その3

術後2日目:家族が見合いに来る。
     オシッコは、チューブを抜いた為、
     小水は点滴スタンドにつかまりながら、
     1人でトイレに行く。
     しかし体位を変えるときは、看護師さんに起こしてもらいます。
     娘から、ケイタイラジオを差し入れてもらい、
     イヤホーンで音楽を聴く。
     この日の夜の担当看護師さんは、
     体位を変えることにも、
     余り手を貸してくれず。
     しかたがないので、自分なりに工夫して体位を変える。
     この厳しさが介護に必要な事なのか?と考えてしまう。


術後3日目:トイレは、1人で体型を整えて行けるようになる。
     大便も1人で出来るので、紙パンツもはずす。
     午後は、点滴スタンドにつかまり、廊下を行ったり来たり。
     看護師さんも、回復力にビックリ。
     久しぶりに、ひげをそりスッキリ。


術後4日目:先生より、レントゲンの結果が良いので、
     体に付けているドレイン配管・脊髄チューブ等、撤去する。
     残りは、点滴1個のみとなる。
     久しぶりに、家内差し入れの新聞を読む。

| - | 13:51 | comments(0) | - | 『ビルドクター』福田紀之
奇病  入院・手術 その2

手術当日、朝風呂に入り、体を洗い・髭剃り。
その後、手術台で背中からの麻酔
顔に酸素マスクをされた後ねてしまう。
その間に、気管内チューブや尿管が入れられたらしい。


夜、ICU室で目が覚める。
全身が痛い痛い体が寒くなったり、暑くなったり
体位の移動も、ままならず。
こんな状態がいつまで続くのか?心配になる。
こんな事なら、手術なんかしなければよかったのに!


手術翌日の朝、もうICUから一般病棟へ
体位を少し変えるだけでも痛いのに!!!
これで本当に大丈夫?不安になる。


看護師につかまって、少し歩いたが、フラフラ、最後に気持ち悪くなる。
点滴は腕と腹と背中から、マカロニ状態でも、昼からもうオカユが出る。
食べられる状況でも無いが、力をつける為、数口食べる。


体型を変えることが痛くて、1人で出来ない状態。
先行き、不安しか残らない!

| - | 13:44 | comments(0) | - | 『ビルドクター』福田紀之
奇病  入院・手術 その1

入院当日、家内の運転する車に乗って、
入院に必要なものを持ち病院に向かう。
途中、お祓いを受けた地元の神社に寄って
手術の成功とその後の順調な回復を祈願」。


その後、イタリアンレストランで2人で昼食。その後病院に。
病室は、入院までの1夜だけのベッド。
私は、手術直前の検査と口腔外科で歯の処置。
家内が帰った後は、1人となる。
夜1人となると、ふと手術失敗や合併症などで、
死の影が浮かぶ

 

もし、戦争中の特攻隊生なら、
前日に何を考え、何を残しただろうか?


もし、刑務所で、死刑を告げられた前の日、
自分の犯した罪と被害者の事をどう思うだろうか?


むしろ、ずーと眠ったまま、何の記憶も残らない状態で、
死に向かった人の方が幸せなのだろうか?

 

夕食は1人で食べ、気持ちを落ち着かせるため睡眠薬飲む。
夜から、点滴が開始される。

 

| - | 13:39 | comments(0) | - | 『ビルドクター』福田紀之
奇病  プロローグ3

手術前、いろんな検査の後、家族に先生より手術内容の説明がある。
合わせて、全身麻酔に関する説明が麻酔医からあった。
事務方から入院に当たっての説明があった。
ここで最終的に、入院日と手術日時が最終決定。

 

手術日まで2週間、注意事項は
風邪”に掛からないことと“禁酒
私は、入院中・リハビリ中などの空白時間の段取りを考えて、
色々手を打った。


家内も心が決まり、後は神頼み!!との事で、
2人で成田山に参詣。
又、地元の氏神様へ“手術の成功とその後の全快を祈り
2人でお祓いを受けに行く。


その後、家内は毎朝、地元の氏神様へお参りに出掛けた。
本来、当人が行くべきところですが・・・

 

| - | 13:35 | comments(0) | - | 『ビルドクター』福田紀之
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